










キャラが惜しい(コラム)
どうも遊び屋です。
ゾンビマンのキャラが惜しい!
ゾンビマンのキャラはそれぞれしっかり考えてどういう特徴かどういう人間なのかと言う点はしっかり構成しました。
しかし惜しい!
なぜ惜しいかというとキャラの個性はしっかり取れていると思っているのですが、そのキャラを活かせていない。
キャラの感情移入ができていないと言う点は漫画において致命的だと思うんですよ。キャラはこう言う過去があってその過去の殻を打ち破って覚醒させるみたいなお決まりなパターンでさえしていないんですよね。
だからキャラがただ戦っているだけに見えるんですよね。
それを防ぐにはやはり最初にキャラの悩みを主張する必要があると思うんですよ。
冒頭にはキャラの悩み、中盤は葛藤、終盤は殻をやぶる。この三つのプロセスが完成されていないんですよ。そうキャラの感情移入が計算されていない。
だからキャラが薄くなってしまう。
現実世界で例えるとサッカー選手のロナウドで例えると、彼の素性を知らない人でも個性的な人間に見えますよね。
ですが彼を知らない人はただサッカーが上手い人だけなんですよ。
これだけではドラマは生まれない。だからロナウドの生い立ちや想いなどをしっかり伝える必要がある。
そうすれば現在と過去の線が繋がりこう言う人間なんだと言う感情移入が生まれます。
そこが重要なんだろうなとふと思いました。